知っておきたい!おウチで出来る衣類のケアテクニック
おウチで出来るシミ抜きとはどんな方法なのでしょう?「用意するもの」から「基本の順序」までをお伝えしていきます。是非チャレンジしてみて下さいね!
◆家庭で使用するシミ抜き剤
■ 油性のシミ抜き剤
ベンジン
:揮発しやすいので 輪ジミが出来やすいです
リグロイン
:揮発しにくいので 輪ジミが出来にくく、生地にもやさしいです
アルコール ( 薬局に 売っています。)
:エタノールと表記されているものでOKです
食器洗い洗剤
中性洗剤
■ 水溶性のシミ抜き剤
食器洗い洗剤
中性洗剤
■ 漂白剤
カラーブライト、ワイドハイター (過炭酸ナトリュウム)
手間なしブライト、ワイドハイター液体(過酸化水素)
ハイター、ブライト (次亜塩素酸ナトリュウム)
ハイドロハイター (二酸化チオ尿素)
■ シミ抜き道具
歯ブラシ
市販のシミ抜きブラシ
綿棒
小皿
カット綿
ハンカチ
おしぼり
タオル等
◆シミの種類に合わせたシミ抜き剤を選びましょう
■ シミは、油性 ・ 水溶性 ・ 不溶性に分けられます
油性のシミは、口紅等の化粧品 ・ ボールペン ・ マジック ・ 衿あかなどです。
水溶性のシミは、コーヒー ・ 血液 ・ ジュース等です。
不溶性のシミは、ドロ等です。
■それぞれのシミの性質に合わせたシミ抜き剤を使用しましょう
油性のシミ抜き剤:リグロイン、ベンジン、アルコール等の溶剤を使用します
水溶性のシミ抜き剤:中性洗剤を使用します。(蛍光剤の入っていないものを使います)
不溶性のシミ抜き:市販のブラシか歯ブラシ、男性用スクラブ洗顔剤(白色)を使用します
* シミ抜き常備品として
:ベンジン・リグロイン・アルコール・歯ブラシ・さらし布・中性洗剤・塩素系漂白剤・酸素系漂白剤、男性用スクラブ洗顔剤(白色)
◆シミ抜きの基本順序
家庭ではシミが付いたらすぐにシミ抜きを・・・!
時間がたつほどシミは取れにくくなりますので、付いたらすぐに取るようにしてください。
シミ抜きは根気です。
※注意:絶対に、こすらないで下さい。こすると落ちにくくなります。根気良くたたき出すようにして下さい。
油性→水溶性→タンパク質→漂白という順序で、クリーニング店はシミ抜きを行っています。
しかし、家庭では付いたらすぐにするという前提で、単独処理で行います。
シミ抜きの基本は、「付いたらすぐ取る」ということです!
※注意:シミ抜きは自己責任で行ってください
★シミの応急措置方法★
<1.水溶性のシミ抜き>
・小さなシミが付いたら、水に濡らしたハンカチやおしぼりで 摘まむようにしてハンカチ等に移し取ります
・広く付いた時は、乾いたタオル等の上にシミの部分を下に向けて移し取るように上から濡れた布等で押さえます
<2.油性のシミ抜き>
ベンジン等の溶剤や食器洗い洗剤で落とします。 綿棒 ・ さらし布等で 根気良くたたき出すようにして下さい
<3.不溶性のシミ抜き>
泥はね等のシミは乾いてからもみほぐして取るか、歯ブラシ等でこさぎ取るようにして下さい。
または、男性用スクラブ洗顔剤(白色)を使用して下さい。
※繰り返しますが、絶対に「こすらない」で下さい。こすると落ちにくくなります。根気良くたたき出すようにして下さい。
このページに載っていないシミに関してはクリーニング店にご相談を!
※注意:シミ抜きは自己責任で行ってください